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TikTokがスクールカーストを助長する!SNSの格差社会が広がる

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TikTokって何が面白いのかさっぱり分からない

大人たちはそう言います。

この件に関しては、いろいろな人が論説してくれています。

 

端的な結論としては「大人たちに理解されないから良い」のです。

 

時代に追いつこうとオジサン、オバサンが乱入して場を乱し始めると、若者は居心地が悪いのです。

だから、できるだけ大人が理解できない世界に逃げ行くってわけですね。

Facebook→Twitter→Instagram

ここまでは、オジサン、オバサンが占拠しました。でも、もうこの先には行けません。

 

筆者も、何が面白いのか覗いてみようと「17(イチナナ)」のアカウントを作ってみましたが、アイドル気取りの女の子が、かなりつまらない独り言を延々と垂れ流しているのを見てゲンナリ。

続いてTikTokでは「かわいいアピール」をしようと必死になるJKたちが奇怪で気持ち悪くて、アプリを削除してしまいました。

 

勝手に「だからジジー来んなヨ!」と罵声を浴びせられた気分になりました。

 

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大人と子供ではSNSを使う動機が違う

そもそも、オジサンたちは、生活や仕事に有用な情報を得ようとSNSをやっているわけですが、「17」や「TikTok」にはそれらがありません。

そもそもSNSをやる動機が違うのです。

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JKたちは大人が見ていないところでワイワイやりたかったり、仲間とつながって自分の居場所を確かめたり、お手軽に自己アピールして共感してもらったりを楽しんでいるのであって、「役立つ情報」なんて面倒くさい理由づけなんて必要ないのです。

 

もう、オジサンたちは追いかけません。だって、ついていけないもの(苦笑)。

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TikTokがSNS上の格差社会の広がりを助長する

ただ1つ懸念することがあります。

SNS上の格差社会の広がりです。

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インターネット黎明期では、ネット上のコミュニケーションツールを使い始めたのは、おそらくスクールカーストの底辺の子たちだったかと思います。

そこは、彼らにとって、唯一安心できる場所だったでしょう。

 

それが今はどうでしょう。文字だけでなく画像や動画が中心でリア充や自己アピールの場となった今のSNS上では、スクールカーストの上層部が独占するようになりました。

かなりグイグイきます。どうだ!どうだ!とばかりに自分を押してきます。

しかも、顔は過剰な加工のため宇宙人のグレイのような大きな目玉に細いアゴ。

余りに恐ろしく、スマホを閉じてしまいそうです。

 

嗚呼、野に行こう、山へ行こう、川に行こう。横から見ていたオジサンもそろそろ疲れてきました。

 

そして、スクールカーストの底辺にいる君たちよ。あたらしい居場所を探そうか。

 

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